銀座(東京都中央区)の商業エリアで25日正午ごろ、刺激臭が発生し、25人が病院に搬送される騒ぎがあった。

東京消防庁によると、20代から80代までの男女26人が喉の痛みや体調不良を訴え、このうち25人が病院へ搬送された。全員意識はあるという。

警察関係者によると、男が銀行ATMコーナー付近の柱に何らかの液体を噴射した後、そのまま逃走したとみられている。

現場の柱や周辺からは、唐辛子の辛味成分である「カプサイシン」が検出された。カプサイシンは護身用スプレーなどにも使用される成分として知られている。

現場は東京メトロ銀座駅から南へ約200メートルの場所にある繁華街で、百貨店やオフィスビルが立ち並ぶエリア。当時は買い物客や会社員など多くの人でにぎわっていた。

警視庁は防犯カメラ映像の解析を進めるとともに、逃走した男の行方を追っている。

写真: 東京・銀座の現場周辺を調べる捜査員
写真提供: 読売新聞